東京蚤の市
画像提供:手紙社 | 東京蚤の市
画像提供:手紙社

東京、10月から11月に開催する注目のマーケット11選

古本・レコード・アンティークアイテム・クラフトなど、自分だけの宝探しをする。

広告

タイムアウト東京 > Things to Do> 東京、10月から11月に開催する注目のマーケット11選

心地よい秋風を浴びながら、宝探しや魅力的なグルメを堪能するのはどうだろう。2025年10月から11月にかけて、東京では個性あふれるマーケットイベントがめじろ押しだ。東京ならではのカルチャーが交わるマルシェやビンテージ好きにはたまらない蚤の市など、新しい出合いを探しに行こう。

本記事では、アンティークアイテムが集結する国際最大級ののみの市をはじめ、約100万冊が神田神保町に集結する年に一度の古本の祭典、多種多様なアナログアイテムに出合えるマーケットなど、心踊るイベントを紹介する。

ショッピングの秋を思いきり堪能しよう。

関連記事
10〜11月オープンの見逃せない新施設

  • ショッピング
  • 代々木上原

日本最大のモスク「東京ジャーミイ ディヤーナト トルコ文化センター」で、イスラムの文化を体験できるバザーが開催。イスラム圏の多国籍なフードや、ムスリム衣類、雑貨などの物販が行われる。

例年、ウズベキスタンやウイグルの人たちが出店し、普段なかなか味わえない異国の本格的なグルメを振る舞う。手作りの雑貨など、優しさを感じるグッズも、ぜひ実際に手に取ってみてほしい。10月24日(金)はフードのみ、25日(土)は雑貨も併せて販売される。

信者ではなくても誰でも参加可能だ。家族や友人と、気軽に足を運んでみては。

※11〜17時/東京ジャーミイ ディヤーナト トルコ文化センター/入場は無料

  • Things to do
  • マーケット&展示会・フェア
  • 原宿

2024年の開催時には国内外から約20万人が来場した、アジアの夜市がコンセプトの「東京ナイトマーケット」が、5日間にわたり開催。異国のグルメをはじめ、雑貨やアパレル、ステージパフォーマンスまで幅広く楽しめる。

日替わりで登場するライブパフォーマンスは、幅広いジャンルの音楽が渋谷の夜を彩る。民謡や打楽器集団、バンドやアイドルなど、多種多様な音楽に体を揺らそう。

異国情緒感じるフードも見逃せない。目移りしそうなほどどれも食欲をそそるラインアップなので、友人とシェアしながらいくつか食べ比べるのも楽しそうだ。

詳しい出演アーティストや出店情報は、公式ウェブサイトを確認しよう。22時まで楽しめるので、仕事帰りや飲み会の後にふらっと寄れるのもうれしい。

※10月22〜26日 16〜22時、25・26日 14〜22時/代々木公園/入場は無料

広告
  • ショッピング
  • 築地

オーディオテクニカがアナログの魅力を発信するマーケットイベントが「築地本願寺」で開催。2022年の創立60周年を記念して初開催された同マーケットは今秋最大規模で行われ、レコードターンテーブルやグルメまで、衣・食・住のアナログ文化が楽しめる。

会場には、日本全国からレコードショップ、アート作品、手作り陶器、ビンテージ雑貨・家具、フレグランス、観葉植物、ワインなどが並ぶほか、体験型ワークショップも開催。盆栽やフィルム写真の展示など多種多様なアナログ商品は、見ているだけで心が躍りそうだ。

さらに世界最高峰のハイエンドアナログ音響システムによる「Deep Listening」では、セレクターたちがテーマごとに厳選した音源を、世界最高峰のサウンドシステムで体感できる。公演は無料だが、各回の定員は100人で、基本は事前予約制。当日参加枠も一部用意されているので、ぜひチェックしてほしい。

「文化の日」の連休。ワークショップに参加したり、ここでしか体験できない音世界に没入たりして、好奇心を刺激しよう。

※10〜20時(11月3日は17時まで)/築地本願寺/入場は無料

  • Things to do
  • 神保町

本の街・神田神保町の秋の恒例行事「東京名物神田古本まつり」が開催。65回目となる今回のメインイベント「青空掘り出し市」では、靖国通りの歩道には約100台のワゴンが並び、本に囲まれた500メートルの「本の回路」が現れる。

100万冊もの古本がバーゲン価格で購入できる、本好きにはたまらない同イベント。期間中は、普段店頭では見られない貴重書籍を集めた「特選古書即売展」をはじめとした魅力的な企画も開催を予定している。 

『メイドインアビス』などの脚本を手がける倉田英之と『ビブリア古書堂の事件手帖』で有名な作家の三上延によるトークライブも見逃せない。参加には定員に限りがあるので、詳しくは公式ウェブサイトをチェックしてほしい。

さらに、「リラックマ」とコラボレーションした限定トートバッグの販売も予定されている。売り切れる可能性があるので、注意が必要だ。

※10~18時(11月3日は17時まで)/神田神保町古書店街/参加は無料(一部有料コンテンツあり)

広告
  • Things to do
  • 吉祥寺

「吉祥寺パルコ(PARCO)」の屋上で、4回目となる「芝生蚤の市」が開催。世界中のビンテージ雑貨やハンドメイドのアクセサリーなど、吉祥寺ならではのかわいらしいアイテムに出合える。

会場は「ヴィンテージ」「アーティスト・アトリエ」「フード・ドリンク」「音楽ステージ」「訳アリもの市」などのエリアに分かれており、さまざまな楽しみ方ができる。さらに今回から初の「クラフトテント」エリアも登場。作家のぬくもりや愛を感じる雑貨やイラストたちは、見ているだけでワクワクする魅力が詰まっている。

屋上ならではの開放的な空間で、宝探しの合間に手作りお菓子や音楽ライブで一休みできるのがうれしい。心が豊かになる買い物体験ができそう。

※10時〜16時30分/吉祥寺パルコ/料金は前売り300円、当日500円

  • Things to do
  • 立川

古今東西のアンティークや雑貨が並ぶ「東京蚤の市」が、立川市「国営昭和記念公園」の「みどりの文化ゾーン ゆめひろば」で開催。2012年から続いている本イベントには、1日で数万人が来場する。今回は、過去最多の300組を超える古道具・古着・雑貨・グルメ店などが参加し、アーティストたちによるライブパフォーマンスやお笑いライブも楽しめる。

今回から、新たにレコードやカセットテープなどを扱う店舗が集まる「ミュージックガレージ」が新たに加わる。さらに、パンをはじめ、焼き菓子やピザ、クレープなどの小麦にまつわる店が日本中から集結する「こむぎフェス」も開催。以前よりボリュームアップした個性豊かなドーナツショップはぜひチェックしたい。

ライブステージでは、曽我部恵一をはじめ、コトリンゴやTENDRE、堀込泰行など豪華アーティストたちが曲を披露する。お笑い芸人やパフォーマーも登場し、音楽だけでなく、笑いや驚きでも満たされそうだ。

ほかにも、紙や布、クラフト、和物、アジア雑貨など盛りだくさんのジャンルのグッズが所狭しと並ぶ。秋の心地よい風を浴びながら、ショッピングにグルメ、音楽を心ゆくまで堪能してほしい。

※9時30分〜17時/国営昭和記念公園/料金は前売り1,700円、当日2,200円、中学生以下無料

広告
  • Things to do
  • 代官山

代官山の秋の風物詩「猿楽祭」が、今年もアートやグルメ、マーケットで街をにぎわせる。住む人、働く人、訪れる人が助け合って生き残れるまちづくりを目指して始まった同イベントには、街の飲食店から美容室までが参加し、それぞれの個性を尊重し合いながら多種多様な企画を用意する。

「猿楽の市」では、生花・書籍・雑貨など、個性的な商品がラインアップ。手作りのガラスアイテムや骨董(こっとう)品など、ここにしかない出合いにワクワクしよう。

小腹がすいたら、「フードフォーラム」や「フードパーク」で、こだわりのグルメに舌鼓を打ちたい。本格的な西洋料理やワインなど、代官山ならではの洗練されたメニューが並ぶ。

ほかにも、過去の芸術祭やプロジェクトで協働した、国内外のアーティストの作品を紹介する「猿楽祭ワールドアートフェア」や、コンサート、ワークショップなど盛りだくさん。場所や時間はコンテンツによって異なるので、詳細は公式ウェブサイトで確認してほしい。

ショッピングやグルメ、さまざまなイベントを通して、人と人、街とのつながりを感じてみては。

※10〜17時/代官山ヒルサイドテラス/入場は無料

  • Things to do
  • マーケット&展示会・フェア
  • 代官山

 パリののみの市を再現したイベントが、「代官山T-SITE」で開催。24回目となる今回は約60店舗が出店予定で、フレンチアンティーク・古着・家具・花・雑貨どが購入できるほか、フランスにゆかりのある菓子の店舗やキッチンカーも設置される。

実際にフランスで買い付けされた商品が多く、楽譜や油絵など、本場のアートに触れられる機会でもある同イベント。異国情緒あふれるマーケットで、いつもとは違うショッピングを体験しよう。

※10〜17時/代官山T-SITE/入場は無料

もっと週末を楽しむなら……

  • 映画

2025年10月、そして11月はリバイバル上映が熱い。別にそんなこと言ったら去年の秋だって熱かったし、きっと来年も再来年の秋も熱いのだろうが、とにかく熱いのである。

何せこの世で一番面白い映画という説すらある超傑作エンターテインメント時代劇『七人の侍』から、先日逝去した名優であり名監督のロバート・レッドフォードの代表作『リバー・ランズ・スルー・イット』、シネフィルはいろいろ口汚いこと言うけど映像はマジでヤバいんだからいいじゃんなカルト名作『落下の王国』まで、幅広く盛り沢山なのだ。

読書も食事もスポーツも大いに結構だが、この秋は名作映画に大スクリーンで触れまくるのもいいだろう。 

  • Things to do

ふと気づくと秋の気配が漂い、心地よい夜風に誘われて家を飛び出したくなる季節。東京では、いつもよりゆったりとした夜のひとときを思う存分満喫できるイベントが目白押しだ。

本記事では、夜空の下で芝生に寝転んで楽しめる野外映画祭や、「小石川後楽園」での風情感じる期間限定の夜間ライトアップイベント、浅草の老舗和菓子店とのコラボレーションスイーツ・ドリンクを「東京タワー」の絶景を望みながら堪能できるキンモクセイ香るバーなどを紹介。

仕事終わりにふらっと立ち寄れるようなものも多いので、贅沢な夜の時間を何に使おうか迷っている人は、ぜひ気軽に覗いてみてほしい。

広告
  • アート

秋風とともに、自然の神秘と科学の驚きに出合うチャンスがやってきた。恐竜や絶滅生物、宇宙の謎まで、東京・大阪で開催される注目の展覧会で、未知なる世界を体感しよう。

「大絶滅展―生命史のビッグファイブ」では迫力の化石と映像で地球の大事件を追体験。「わけあって絶滅しました。展」では絶滅生物たちの物語がユニークに語られ、「チ。―地球の運動について―」では地球の動きを肌で感じられる。五感で味わう発見の旅が待っている。

おすすめ
    最新ニュース
      広告