「TOKYO MOON 〜雲と月〜」
画像提供:藤田観光株式会社 | 「TOKYO MOON 〜雲と月〜」 | TOKYO MOON 〜雲と月〜
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東京、秋の夜長にしかできない15のこと

アートやグルメ、映画、伝統文化など、芸術と食欲の秋を堪能する

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ふと気づくと秋の気配が漂い、心地よい夜風に誘われて家を飛び出したくなる季節。東京では、いつもよりゆったりとした夜のひとときを思う存分満喫できるイベントが目白押しだ。

本記事では、夜空の下で芝生に寝転んで楽しめる野外映画祭や、「小石川後楽園」での風情感じる期間限定の夜間ライトアップイベント、浅草の老舗和菓子店とのコラボレーションスイーツ・ドリンクを「東京タワー」の絶景を望みながら堪能できるキンモクセイ香るバーなどを紹介。

仕事終わりにふらっと立ち寄れるようなものも多いので、贅沢な夜の時間を何に使おうか迷っている人は、ぜひ気軽に覗いてみてほしい。

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  • Things to do
  • マーケット&展示会・フェア
  • 原宿

2024年の開催時には国内外から約20万人が来場した、アジアの夜市がコンセプトの「東京ナイトマーケット」が、5日間にわたり開催。異国のグルメをはじめ、雑貨やアパレル、ステージパフォーマンスまで幅広く楽しめる。

日替わりで登場するライブパフォーマンスは、幅広いジャンルの音楽が渋谷の夜を彩る。民謡や打楽器集団、バンドやアイドルなど、多種多様な音楽に体を揺らそう。

異国情緒感じるフードも見逃せない。目移りしそうなほどどれも食欲をそそるラインアップなので、友人とシェアしながらいくつか食べ比べるのも楽しそうだ。

詳しい出演アーティストや出店情報は、公式ウェブサイトを確認しよう。22時まで楽しめるので、仕事帰りや飲み会の後にふらっと寄るのもいいだろう。

※10月22〜26日 16〜22時、25・26日 14〜22時/代々木公園/入場は無料

  • 映画
  • 日比谷

今回で8回目を迎える「日比谷シネマフェスティバル」。オープンエアの大型LEDビジョンを中心とした、リニューアルされた快適な人工芝の空間で、名作から話題作まで全19作品を無料で鑑賞できる。また、エリアの拡大により「日比谷公園」「日比谷オクロジ(OKUROJI)」も追加され、「回遊型映画祭」として街全体が映画の世界に染まる。

上映前に監督やゲストが登壇し、制作秘話や作品への思いを語るトークセッションを実施する「ナイトスクリーン」は見逃せない。『ナミビアの砂漠』の監督である山中瑶子や『違国日記』の監督をした瀬田なつきなど、話題の新鋭監督による舞台裏トークを聞ける貴重な機会となるだろう。

ナイトスクリーン後半は英語字幕付きの邦画8作品を上映し、日本映画の魅力を国内外に伝える企画となっている。今回から初の「ペットエリア」も登場するので、大切な相棒と映画を堪能してほしい。

それぞれの作品の上映スケジュールなどは、公式ウェブサイトで確認しよう。

※時間は作品により異なる/東京ミッドタウン日比谷/入場は無料

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  • Things to do
  • 池袋

「サンシャイン水族館」で、夜や暗闇で活動する生き物にフォーカスした特別展「真夜中のいきもの展」が開催中。真っ暗な環境を好む約20種の生き物を、「夜行性」「洞窟」「発光」のカテゴリー別に展示し、海・森の生息域のアイコンも用いて分かりやすく解説する。

昼は洞窟内で暮らし、夜になると外に出て活動したり、光のない世界に適応するため眼が退化や消失していたりする夜行性の生き物たち。暗闇の中で眼の代わりとして、触角や体毛が発達している生き物もいる。

エリア内は薄暗く演出され、夜の森や海の中を探検しているような体験が待つ。そして、日中は寝ていることが多い生き物たちが活動する様子や、暗闇で発光する姿をじっくりと観察できる。

また、暗闇の中で発光器を使って発光するヒカリキンメダイを、こっそりと観察できる「のぞき穴」を設置。さらに、中国の野生下では絶滅したと考えられ、日本国内で2個体のみ飼育されている希少性の高いスライゴオオサンショウウオも見逃せない。

普段は見ることができない姿や習性を見せる生き物たちの世界へ、入り込もう。

※1018時(入館は1730分まで)/サンシャイン水族館/料金は600円、4歳未満無料

  • Things to do
  • 目白台

「ホテル椿山荘東京」で、森のような庭園の中に月が出現する秋限定の演出「TOKYO MOON ~雲と月~」が開催中。三重塔の移築100周年を迎える2025年は、普段の演出に加え、新たに月の満ち欠けを表現する。

同コンテンツは、霧のノズルを噴射することで幽翠池の上に「雲海スクリーン」を作り出し、そこにクレーターも鑑賞できる「東京の月」の映像を投影するというもの。水上にゆらめく直径約3メートルの月は、幻想的だろう。およそ7分間の中の約90秒で月が満ち欠けし、最後にはスーパームーンが現れる様子を見られる。

イベントに合わせて、秋の味覚を味わえる期間限定のイブニングハイティーをはじめ、月光を浴びながら楽しむ「MOON ヨガ」や限定テイクアウトスイーツも登場する。ここでしか体験できない、うっとりとした秋のひとときを満喫したい。

18時40分、19時40分、20時40分、21時40分/ホテル椿山荘東京/入場は無料(ホテル利用者のみ)

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  • Things to do
  • 羽田空港

「⽻⽥空港」に隣接した⼤規模複合施設「羽田イノベーションシティ(HANEDA INNOVATION CITY)」で、「日本らしさ」がテーマのナイトイベント「ハネダ夜街」が開催。日本ならではの伝統文化をポップに取り入れた、カルチャーが交わる刺激的な空間が広がる。

注目は、滑走路が一望できる「足湯スカイデッキ」での足湯に浸りながら、世界中で人気の高い日本のシティポップやアニメ・ゲーム音楽が中心のDJに体を揺らす「足湯DJ」。ほかでは体験できない、光と音が連動したイベントだ。

また、ラーメンや餃子、日本酒飲み比べなど、大田区の店舗とも連携したフードイベントも見逃さないように。食欲そそるラインアップは、どれを食べようか悩むのも楽しみの一つだろう。

ほかにも、ジャパニーズカルチャーを代表する「ゲーセン」を無料で体験できるコーナーや、和を感じるストリートパフォーマンスなどぬ心躍らせよう。日本人から外国人まで、誰でもワクワクできるイベントなので、ぜひ足を運んでほしい。

※16〜22時(コンテンツにより異なる)/羽田イノベーションシティ/入場は無料

  • 音楽
  • ジャズ
  • 日本橋

日本橋の街角が上質なジャズの音色に染まる無料の音楽ライブイベントが、今回で5回目を迎える。会場となるのは、「コレド室町テラス」の南側に広がる「大屋根広場」と、「福徳神社」に隣接する「福徳の森」だ。

大屋根広場には、サックス奏者である陸悠・⻄口明宏・馬場智章の3人よるTenors In Chaosや、日本を代表するボーカリストでフリューゲルホーンプレーヤーのTOKU率いるスペシャルユニットなど、豪華な顔ぶれが揃う。ライブは無料で鑑賞できるが、最前線で座って楽しめる有料席も用意されている。

福徳の森にはDJブースが設けられ、人気DJによるジャズを織り交ぜたパフォーマンスを披露。さらに、両会場ともに飲食ブースが展開し、「クラフトロック ブリューパブ&ライブ(CRAFTROCK BREWPUB&LIVE)」をはじめとしたこだわりグルメやドリンクが、音楽を堪能する時間をより特別なものにするだろう。

夜風を感じながら、ジャズのリズムに耳を傾けてみては。

※10月31日 18〜21時、11月1・2日 12〜21時コレド室町テラス/入場は無料

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  • 東京

今年で9回目を迎えるクラフトカクテルの祭典「東京カクテル7デイズ」が開催。カクテルテーマを「IF/もし」とし、都内約110軒のバーで、バーテンダーが自由な発想で表現する436種類ほどの限定カクテルが楽しめる。

期間中は、「もし、宇宙でカクテルを飲むとしたら」「もし、江戸時代にバーがあったら」――そんな想像力から生まれた一杯が登場。参加店舗は「World’s 50 Best Bars」ランクインの名店から、ホテルバー、ミクソロジーバー、隠れ家、新規オープンのバーまで多彩なラインアップが並ぶ。

新企画「Discover Japan Flight」では、バー専門メディア「DRINK PLANET」が取材・厳選した、全国各地の個性豊かなスピリッツやクラフトドリンクを「フライトスタイル」で飲み比べ。日本ならではのスピリッツの多様性を再発見できる。

この秋、カクテルで街を旅しよう。

※営業時間は店舗により異なる/エスケープ バイ カクテル ワークス

  • 芝公園

東京タワー」を望める絶景で、秋を感じる期間限定のバー「The TOWER BAR -Autumn-」が「ザ プリンス パークタワー東京」の2階にオープン。週末を中心に開催されるキンモクセイがテーマの同イベントでは、秋の香り漂う空間で、浅草の老舗和菓子店「舟和」との初コラボレーションによるスイーツをはじめとしたメニューを堪能できる。

会場では、舟和で人気の「芋ようかん」を使用した「柚子と芋ようかんのミルフィーユ」や、「あんこ玉」を使用した「キャラメルとあんこ玉のマカロン」など、ホテルのパティシエ考案のオリジナルスイーツが3種類楽しめる。

さらに、同店がプロデュースする和スイーツカフェ「ふなわかふぇ」でも提供している「おいもラテ」をイベント限定でアレンジしたドリンクなど、バーならではのこだわりのドリンクも見逃せない。

東京タワーをバックに、キンモクセイのフラワーアーチと和傘が季節を感じるフォトスポットで撮影もできる。限定のアニバーサリープレートの用意もあるので、大切な日を彩るにはぴったりだ。利用には事前予約が必要なため、忘れないようにしてほしい。

※室内席 19~21時(土・日曜・祝日は17時30分〜19時、19時30分〜21時)、庭園 18〜21時(土・日曜・祝日は17時30分〜21時)/L.O.は閉店の30分前まで/ザ プリンス パークタワー東京/料金は絶景チャージ1,000円〜

もっと秋を楽しむなら……

  • アート

東京の人気ギャラリーや美術館で開催するアート展を紹介。国内におけるブルガリの展覧会としては過去最大の「ブルガリ カレイドス 色彩・文化・技巧」や現代の漫画やアニメの表現の原点ともいえる、葛飾北斎の作品に着目した「HOKUSAI-ぜんぶ、北斎のしわざでした。展」など、今月も注目の展示が盛りだくさんだ。

厳選したアート展を紹介する「東京、9月に行くべきアート展5選」「東京、9月に行くべき無料のアート展13選」という記事も公開しているので、併せてチェックしてほしい。

  • Things to do

秋になると、コクのあるビールが恋しくなる。東京では9月から10月にかけて、ドイツ伝統の「オクトーバーフェスト」から多彩なクラフトビールイベントまで、ビールを主役にしたイベントが各地で開催されている。

音楽や屋台グルメと一緒に楽しめる催しもあり、ビール初心者から愛好家まで幅広く楽しめるのが魅力だ。仲間と乾杯しながら、秋ならではの深い味わいを存分に堪能してほしい。

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  • Things to do

タイムアウト東京 > Things to Do> 東京、9月から10月に開催する注目のマーケットイベント

2025年9月から10月にかけて、東京では個性的なマーケットイベントがめじろ押しだ。東京ならではのカルチャーが交わるマルシェやヴィンテージ好きにはたまらない蚤の市など、新しい出合いを探しに行こう。

本記事では、アンティークアイテムが集結する国際最大級のパンと音楽の祭典をはじめ、人気ブランド主催する都市型カルチャーイベント、栃木県益子町で年間60万人が訪れる名物イベントが恵比寿で初開催される陶器市など、個性豊かなマーケットを8つ紹介する。

こだわりのグルメや音楽ライブを楽しめるものもあるので、気軽に立ち寄ってみてほしい。食欲の秋、ショッピングの秋を思いきり堪能しよう。

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  • アート

秋風とともに、自然の神秘と科学の驚きに出合うチャンスがやってきた。恐竜や絶滅生物、宇宙の謎まで、東京・大阪で開催される注目の展覧会で、未知なる世界を体感しよう。

「大絶滅展―生命史のビッグファイブ」では迫力の化石と映像で地球の大事件を追体験。「わけあって絶滅しました。展」では絶滅生物たちの物語がユニークに語られ、「チ。―地球の運動について―」では地球の動きを肌で感じられる。五感で味わう発見の旅が待っている。

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